DotNetNuke高速化

前回のエントリ「DotNetNukeが速くなった」でこのブログを見に来られた方が多かったようなので、高速化についてちょっと書いてみる。先日のエントリは、私が何かしたわけではなくサーバ屋さんのメンテによる恩恵だったので・・読んだ方はさぞがっかりしたでしょう。ですので罪滅ぼし的に。

まず、使用するDotNetNukeのバージョンですが、これから利用するならバージョン5系がおすすめです。日本語パックもDotNetNuke.jpさんで公開されています。で、まだ3系を使われている方も中にはいると思うのですが・・これは元々とても遅い。3系は.NET Framework 1.1ベースだったと思うのですが、アクセスが少ないサイトだったりするとアクセスのたびにおっそいコンパイルが行われるので、ページが表示されるまでにかなり待たされてイライラします。ですので、高速化うんぬんの前にバージョンを変えることを考えることをおすすめしたいです。

で、本題。(私の場合)インストールしたらまず、以下の設定を行います。

[ホスト設定]-[パフォーマンス設定]
・「ページ状態の永続化」=「メモリ」
・「パフォーマンスの設定」=「適度なキャッシュ」
・「ブラウザキャッシュ制御」=「ServerAndPrivate」
・「圧縮設定」=「Gzip 圧縮」

[ホスト設定]-[その他の設定]
・「イベントログバッファの有効化」=「チェックをつける」
・「モジュールオンラインヘルプの使用」=「チェックを外す」

[サイト設定]-[ホスト設定]
・「サイト ログ保存期間 (日数)」=「0」

[ログビューア]-[ログ設定の編集]
・「アクティブ」が「True」となっている項目をすべて「False」にする

スクリーンショット無しなので、分かりにくいかと思いますが、ざっとこんな感じ。キャッシュ設定をいじってログを一切つけないようにしているといえばいいのでしょうか。あまり良く分かっていないので説明するほどの知識はありませんが。設定前よりも快適に動くのは間違いないです。

ただし、実施される際はあくまで自己責任で。特にログを無効化しているので、何かあったときにログを見ようとしても見れません。(もちろん、私は一切見ないのでいいんですけどww)
ログと言えば、サイトログとイベントログを有効化していると共用ホスティングのデータベースでは手狭になると思います。その意味でも、ほとんど見ることが無いのならオフにしてしまえというのが私の意見です。サイトログも、Google Analytics使えばいいですしね。