【洞爺湖サミット】「過去」か「未来」か 責任押し付け合いばかり

洞爺湖サミット終了。
淡い期待は予想通り裏切られ、長期目標における具体的な数字の盛り込みはなし。
予想通りとはいえ、がっかり感は否めない。


結局、新興国のヘッド達が「先進国ばっかりずるいよー」って駄々こねるところに
先進国ヘッド達が油ぎった顔を並べて「そこをなんとかたのんますよー」ってな具合。
あほくさ。


そのくせ、どこの国のヘッドも、「先進国と新興国の合わせて16ヶ国が一堂に会し、
環境問題について話合うというのは初めての事で、その意味では大変有意義であった」
なんていうくだらないおべんちゃらばっか。なんの成果も無い。
もうね、馬鹿かと。


ブッシュはご機嫌でしょう。
なんも決めないで済んだ訳だからね。
あーあ。


http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080709/plc0807091348014-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080709/env0807092008006-n1.htm

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地球温暖化の責任を問うべきは「過去」なのか「未来なのか」−。北海道洞爺湖サミット最終日の9日に開かれた主要排出国会合(MEM)では、主要8カ国(G8)と、中国、インドなどの間で、温室効果ガスの排出削減をめぐって責任のなすりつけ合いとも映る場面がみられた。背景には、平成9年に採択された京都議定書が、先進国の過去の排出分に責任があるとしているのに対して、現在の議論は今、排出増加を続ける途上国、とりわけ中国、インドなど新興国の「未来の責任」を問うているからだ。

 ■過去か未来か?

 「これまで蓄積している温室効果ガスの発生源は、19世紀後半以降、工業化を先に進めてきた先進国だ。責任を認めた上で議論を進めるべきだ」(新興国

 「それは否定していない。先進国が率先して削減を進めていくべきとの認識だ」(先進国)

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