「部下を必ずやる気にさせる“人材育成術”教えます」

http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080630.html

おうおう、久しぶりに観れた気がするカンブリア宮殿
お好み焼きチェーン 「千房」の社長。中井 政嗣(なかい・まさつぐ)氏。

人材育成のカリスマというので、どんな人かと思えば、
堅苦しさの全くない、超気さくそうな人。
話も大変上手で、大阪ガス楽天など、大手企業から“人づくり”の講演依頼が殺到しているとか。
年間60回の講演とは相当すごい。


> 「絶対クビにしない」「学歴、成績、身元保証は一切問わない」

言うのは簡単だけど、全社通じてこの姿勢を貫くのは
とっても大変だろうなぁ。
よく、「勉強は出来なくても、学校の成績は悪くても、素直で真面目なら」とか
言う訳だけれども、中井氏の場合は違う。

問題児とか非行少年、挨拶もロクに出来なければやる気もない人間を
時間をかけて徹底的に育て、全国の千房の店長へ送り出すとか。


これは中々真似できる事じゃあない。
外食産業全体における人離れ、人材不足って問題が根底にあるんだろうけれど、
より優秀な人材を多く抱え込もうと考えるのが一般的な企業だが、
あえて正反対の全く使えないとされる人材を積極採用し、手間をかけて育てる。
一見するとすごく遠回りのように思えるけれど、実はとっても理にかなっているのかも。

高い金出して、広く人材を求めてみても、
やれキャリアアップだなんだといって転職が続き、数年後には半分も居なかったり。
会社への愛着とかっていうのがもともと薄いんだろうね。

とても参考になった。


> いちいち、店で起きた問題を相談してくる店長がいた。
> 中井さんは言った。
> 「その話なら、あした、辞表をもって話しに来なさい」
> そのワケは、
> 店長なのに、対処の仕方をいちいち社長のじぶんに言いに来る。

> 「それなら、アルバイトで十分だ。」

ごもっとも!!


> 綺麗な花には蝶々が寄る。
> うんこには蝿がたかる。

> 部下のできなさに嘆いたり。ぶひぶひ部下の文句をいう。

> そう。あんたがうんこだから蝿みたいな部下。

もう一丁、ごもっとも!!
話上手ね。