秋鮭の季節!生筋子からいくら丼を作る

この時期、北海道産の秋鮭の生腹子が売っているのをよく見かける。生筋子って書いてあるのが多いかな。要するにいくらの元だ。筋子(生じゃないやつ)は大体塩漬けになっていて、保存がきくものだけど、生筋子は鮮度が命なので買ってきたら速攻処理をして醤油漬けにする。という事で、生筋子からいくら丼を作ってみた。

<生筋子

180グラムで891円とちょっと高め。北海道だと、100グラムで200円とかで買えるらしい。羨ましい。


<ほぐす>

まず、お湯(40度-50度くらい)に塩を一掴み入れて、そこに生筋子をぶっこむ。そしてイクラを筋からほぐしていく。結構手荒に扱ってもイクラは潰れない。そしてこの手順で若干白っぽくなるけど、後で元に戻るので心配無用。お湯に入れて大丈夫か?と思ったけど、70度以内のお湯ならイクラは煮えないらしい。70度じゃ熱くて手を入れられないと思うけど(笑)このやり方以外にも焼き網を使ってほぐす方法などもあるそう。


<ほぐし終わり>

ほぐし終わるとこんな感じになる。まだ筋のカスがたくさん残っている状態。


<洗う>

流水でジャブジャブと洗う。白いカスがたくさん取れるので、水を替えて何度か行う。これをちゃんとやらないと生臭くなるそうです。


<洗い終わり>

カスが取れて綺麗な状態。


<醤油漬け容器に移す>

適当な入れ物がなかったので、ペットボトルで代用。結果、全く問題なし。但し、移す際には漏斗がないとキツイ。あと、漏斗をつかっても滑りが悪いので、詰まったらそこに醤油ダレをかけてしまう。するとスルスル落ちていく。


<醤油漬け中>

この状態で、冷蔵庫で一晩置く。今回は午前中に作ったので夜にはもう食べれる。醤油ダレは、醤油(50cc)酒(50cc)みりん(25cc)に昆布だし(100cc)を鍋で火にかけてアルコールを飛ばしたものを使用。


<いくら丼完成>

ちょっと冷ましたご飯の上に、千切りの大葉をしいて、その上にドーンといくら。いくらの周りには錦糸たまご。最後に上からきざみ海苔で完成。気になる味はというと、店で食べる味と全く変わらない。むしろ自分で作った分美味しいかもしれない。写真だと分かりにくいけど、ご飯もいくらも結構大盛り。漬けたいくらで4杯分くらいのいくら丼が作れる。1人前で300円位かな。お得だし、本当にウマイのでぜひ試してみて欲しい。


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